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プリムールとは

そもそもの仕組みと歴史的背景

· ワイン投資

「プリムール」という言葉を聞いたことがありますか?普通の方にとっては馴染みの薄い言葉だと思います。

一言で説明するならば、ワインの先物取引です。

文章で少し長く説明すると以下のようになります。(ボルドーの例)

  • ファインワインは基本的に長期熟成型なので、2-3年間以上はシャトーで寝かせて熟成をさせるので、市場に出て飲めるようになるのは少なくとも2-3年後です。
  • 通常は9-10月くらいにブドウの収穫を終えて、圧搾・醸造などの過程を経て翌年4月頃に大規模なプリムールイベントが行われます。

ここで、引退してしまいましたがかの有名なロバート・パーカー氏のようなワイン評論家、各種メディアが集まり、「このワインは2-3年後にこんな味になる、50年間は熟成を楽しめるだろう。99点!」といったコメントをし、このポイント・コメントが、ワイン生産者・ネゴシアン・クルティエが値付けに重要な影響を与えながら、プリムール取引(先物)が行われるのがBeforeコロナの今までの流れでした。

  • そもそもプリムールの背景ですが、ブドウ収穫(さらに言うとワイナリー建設)からワイン販売(つまりキャッシュ化)まで数年間以上かかってしまうので、ワイナリー経営者の資金繰りをなんとかしようとして始まった慣習です。
  • もともとの土壌だけでなく、その年の気候によっても左右されるものですので、可能なうちから早めにキャッシュ化したいというワイン生産者さんの思いは当然かと思います。

この慣習は1970年代に始まり、1980年代に定着化したようでしたが、COVID19の影響で2020年4月に行われるプリムールイベント(2019年収穫のワイン)が中止されました。

 

中止になってしまったのは今までの長い歴史でこれが初めてなようなので、市場がどのように影響するか、ということが注目されています。

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