サイトへ戻る

2019ボルドー1級シャトー

プリムールの価格がリリース!COVID19の影響は。

お待たせしました!ついに2019プリムールで、ボルドー1級シャトーの価格がリリースされました!1級シャトーは5つあって、「5大シャトー」と言われるのですが、今回あえて1級シャトーという言い方にしているには理由があります。

5大シャトーの1つである「ラトゥール」は、グッチやクリスティーズのオーナーでもあるフランソワ・ピノー氏が1993年からオーナーになり、その豊富な資金力から、プリムールシステムで早期資金回収を図るより、飲み頃まで自社で熟成させてから出荷することによって価格設定の優位性を自社で持とうとして、2011年ヴィンテージを最後に、プリムール取引から離脱を表明しているためです。

そのため、「ラトゥール」以外の1級シャトーのリリースされたプリムール価格について記載します。ここ3年間のGood Vintage2015, 2016, 2018の3年間の価格推移とともに、分析をしています。(Source:Liv-ex)

まず、全体的に3年間平均を比較しても2018単年と比較しても、20-30%ほど下げた価格でのリリースになっていることがわかります。

特に顕著だったのは、オーブリオンとムートン。それぞれ30%ほど価格を下げてリリースしています。もちろん、ワイン自体の品質が悪くなっているということでもなく、過去のGood Vintageと比較しても遜色のない評価スコアです。全体的に2016は相当良かったようですが。

ただこれは、あくまでもネゴシアンから出た価格なので、ここから流通で利益が上乗せされ、エンドにまで流れます。さらに、投機目的のマネーが流入しすぎてしまうと、この時点で価格が高騰し、一気に利益確定売りなども出てしまって価格がいきなり乱高下することもあります。

そのため、2019のプリームルが現時点での2次市場でのマーケット価格がどうなっていているかということを見ていきます。(2020年6月19日時点)

まだネゴシアン価格と比較しても、15-20%程度の上昇なので、適正な利益が乗っているのみで、大きな投機筋による価格の乱高下はしていないものと言えるでしょう。

来年、現在のCOVID19よりも大きな危機が来てしまった場合には、2020ヴィンテージがさらに割引になる可能性もありますし、ワインは農作物であることから2020ヴィンテージがどのような仕上がりになるかは神のみぞ知るという状況です。

あとは、投機筋のマネーが入りすぎて価格が乱高下してしまうのも、生産者さんの思いとは異なった方向に行ってしまう可能性があるのも、ワインの特徴です。

あくまでも自己判断になりますが、2019のボルドープリムールの状況についてお伝えしました。

すべての投稿
×

もう少しで完了します。

あなたのメールアドレスにメールを送信しました。 読者登録の承認のため、届いたメールのリンクをクリックください。

OK