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ボルドーワインの伝統的商流

ネゴシアンとクルティエとは

「ネゴシアン」「クルティエ」という言葉を聞いて、ピンと来る方は相当のワイン通のはずです!

特にフランス:ボルドーエリアのワイン商流で伝統的な言葉になっています。まずは早速、商流のチャートを見てみましょう。

非常に伝統的な商流なのですが、最終的な顧客にいくまでこれだけのステップを踏んでいます。

  • 生産者から「ネゴシアン」に販売され、そこから輸入業者に流れます。
  • 生産者から「ネゴシアン」に販売する際の仲介役として「クルティエ」が存在します。
  • ネゴシアンは400ほど、クリティエは130ほど存在するようです。

非常にシンプルにまとめると、生産者・ネゴシアン・クルティエはこのような関係にあります。これにも長い歴史があるようです。こちらの記事で、12世紀頃に現在のボルドーにあたるアキテーヌ公国がイギリス領であったことと、川に囲まれた地域的特徴から、イギリスにボルドーワインが輸出されていたということを触れました。

その時から、ワインを好む顧客リスト(いわゆる優良顧客?)をもったワイン商人の方々が、生産者に代わって販売活動を行なっていたことがネゴシアン、そして仲介するクルティエの流れが来ているようです。

とはいいつつ、商流が増えれば増えるほど、当然マージンが乗って高くなります。そこで、革新的な生産者さんとつながっているレストランや小売では、シャトーから直接購入しているところ(いわゆるクラ(蔵)チョク)なども増えているようです。伝統的なシャトーなどは、やはりネゴシアンを通してでないと取引ができないところも多いです。

ネゴシアンの力が強くなってくるにつれて、生産者から樽でワインを購入し、川の近く(輸出しやすいように)の自社セラーで保管をし、好みのブレンドにした後に瓶詰め、自社ラベル貼りなども行なって売り出すネゴシアンさんもいます。

まさに歴史が誇る一大産業ではないでしょうか。

「ネゴシアン」、「クルティエ」この言葉を知っていればかなりのワイン通です!

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