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Toreviamのワインは大丈夫?

品質、保管、時価、保有方針?

· ワイン投資,サービス

2020年6月から「1万円からのワイン投資」のサービスを開始したわけですが、やはり「ワイン投資」という言葉自体、普通の方はあまり聴き慣れないものであることと、残念ながら日本で過去に、とあるワインファンドで大きな不正事件があったことから、Toreviamの「1万円からのワイン投資」って本当に大丈夫なの?ワインはどこにあるの?という疑問を持ってしまうことは当然かと思いますので、ご説明をします。

大きく、①ワインの品質、②実在性、③保管状況、④価格の信頼性、⑤保有ポリシーと5つの観点からご説明いたします。

まず、全てにおいてLiv-ex(ライブ・エックス)社というのがキーワードになってきますので、先にご説明をいたします。

Liv-exについて

  • Liv-ex (London International Vintners Exchange:ライブ・エックス) は、ファインワイン取引価格の透明性、取引の安全性・効率性を改革することをミッションとして2000年に設立されたロンドンの会社です。
  • 現在は、全世界で475ものワイン商が登録されていて、プロのバイヤー及びセラーのみが参加できる高級ワイン取引のプラットフォームで、個人のワインコレクターは参加できません。
  • 具体的なサービスとしては、ファインワインの市場価格などのデータ公表、分析、それだけでなく実際のファインワイン取引ができる市場、そして完璧な状況での保管などのサービスまで行なっていて、まさにプラットフォームを構築した会社です。
  • とはいっても、誰もがすぐにこのサービスを使えるわけではなく、実際に取引を行うためには厳格な審査があります。そこでは、最低でも2社以上の紹介状なども必要になり、しっかりとしたワイン商であることが求められます。
  • 紹介状を2社以上から必要になるというのは、信頼性が増します。それだけでなく、この初回上をもとに、月に数回の委員会で新規加盟の審議が行われます。
  • そして、現物がないプリムール取引の売り手になるためには、銀行信用状も必要になるので、仮にワイン現物が入庫する前に扱っていたワイン商が潰れてしまった場合に現物もお金も返ってこないというリスクは保証されています。
  • Toreviamはワイン輸入業務も行っており、フランスの生産者さんと良好な関係を構築していて喜んで紹介状を記載してくれたことと、Liv-exの創業者さんであるJustin氏と事前に電話会議やメールでのやりとりを入念に行って当社のビジネスに強い理解を得られたこともあり、2019年12月に、より審査要件の厳しいTrading Membershipを取得し、2020年4月から取引を開始しています。

①ワインの品質

まず、どこからワインを仕入れているのか。本物なのか、という話。

残念ながら、GOLDや他の現物商品のようにファインワインを扱う業界にも、悪徳業者が存在してしまうのは事実です。これらから、聞いたことがないような海外のネゴシアン、それを仲介するクルティエから購入するのは、当然リスクも存在します。日本国内のワインコレクターの方とお話をしていて、DRC(ロマネ・コンティで有名な会社のワイン)は絶対に正規インポーターのラベルが貼っているものでないと買わない、というお話も伺います。高級なファインワインほど、誰・どこから買うか、ということは非常に重要です。

当社は上記のLiv-ex(ライブ・エックス)のファインワイン市場で、購入取引を行っているため、当市場を通じた信頼のおけるワイン商のみと取引を行っております。

そして、当市場で現物を購入すると、Liv-exの倉庫に入庫します。すでにLiv-exの倉庫にあって、名義だけコロっと変わるものもあります。入庫作業では、単純に現物品種・数のチェックだけでなく、ラベルをアップして特殊な光を当てることで慎重に真贋チェックを行なっています。(実際に2020年初に訪問した際の写真)

100%の保証をするものではありませんが、相当程度の真贋チェックを行っていることは事実です。

②実在性

ワイン投資で対象となった現物はLiv-exが運営するロンドンの保税倉庫に保管されています。

保管状況については、Liv-exのシステム上で、数量・取得価格(この表記では取得関連費用は含まれていません)・現時点の時価まで確認をすることができます。

このシステムからの出力を定期的にオーナー様にお渡しすることで、実在性は担保されます。(こちらは実際のβ版セラーのアルファベット順の一部(2020年6月20日時点))

③保管状況

ワイン投資においては、対象となるファインワインは温度・湿度・光・破損・盗難などが完璧に対応された場所で保管されなければなりません。さらに輸送料・諸税金がかかる前でなければなりません。

単純にいったん国外への高額な輸送料や諸税金がかかってしまったものは、普通に考えて魅力がありません。それを超えるワイン価格の上昇があれば話は別ですが。特にインパクトが大きいのが消費税。日本までの輸送料は、かかっても一本数万円。ただ、消費税は一定額ではなく、(取得科額+国内までの輸送料+関税)に10%がかかります。これが非常に大きい。ワインが値上がりしてもここでいきなり10%以上がパーになってしまいます。仮に100万円のワインを運んだらそれだけで10万円以上の消費税が・・・

ロンドン保税倉庫に保管された状態だと、上記のような輸送料・諸関税がかかる前なので、世界を対象に売却することができ、同じく保税倉庫内で名義が書き変わるだけか、実際に自国に運んでくれと言われた場合も初めて諸税金がかかるという状態です。

ロンドンはこのようなワイン取引が多かったことからか(?)、ワインを保税状態で保管することが許されていて、多くの保税倉庫にファインワインが眠っていると言われています。同じく、香港も関税・消費税がゼロになったのでまさにワインのアジアのハブになっているようです。

もちろん、Liv-exの倉庫は温度・湿度・光などの管理もできていて、保険にも入っています。

④価格の信頼性

上記のようにLive-ex社が算定した時価で、我々のセラーの時価も決定します。

この時価は、直近の売買価格だけでなく、現時点での需要と供給の材料となるOffer・Bid状況なども加味して計算されています。

我々はあくまでもこの時価を用いており、国内販売価格などの時価は一切、用いません。

 

これも、システムからの出力資料によって確認が可能です。

⑤保有方針

現在、当社で行っている「オーナー権」の販売は、当社で組成したファインワインのセラーの持分をご購入いただくことになっています。このセラーに含まれるファインワインには、基本的には手をつけずに長期保有を行うことから、途中でワインの組み替えなどは行いません。

「長期保有」?ということですが具体的には、2-3年後にAというワインが値上がりしたから、売却をしてBというワインに組み替えようといった利益確定や、リバランスなどは実施しません。

ここが、ワイン投資を運営する会社に投資をするワインファンド投資と大きく異なるところです。ワインファンドは、ワイン投資を通じてリターンを上げてそれを投資家さんに分配することが求められますが、当社は基本的にはセラーに含まれているファインワインの現物所有権の持分をご提供をすることによって、含まれているファインワインを資産・嗜好品の観点からトコトン楽しんでいただくという趣旨だからです。(途中でオーナー権を売却したり、途中から購入したしすることも出来るようにプラットフォームは構築中です)

今回は長くなってしまいましたが、当社サービスにおけるワインの取り扱いについて記載をいたしました。

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